EN / FR

news /  about /  collection /  contact


concept

uMivers / ユミヴェールは身に付けられるガラス彫刻。シンプルでジェオメトリックなかたちの立体アクセサリーで、様々に光を反射するガラス特有の視覚的効果で私たちの目を楽しませてくれます。

素材

 素材である板ガラスは、フランスにて17世紀に製法が確立された圧延ガラス、1950年代にイギリスで開発されたフロートガラス、そして、ステンドグラスの発祥の地であるフランスの伝統工芸職人が1枚ずつ吹く手吹きガラスなど、様々な板ガラスを加工しています。手吹き板ガラスでは同じ模様は二度となく、それぞれが唯一無二の存在。

制作工程

 パリのアトリエにて制作。工程はカット・加工・接着・組み立ての順で、すべて手作業にて仕上げられます。 板ガラス同士は紫外線硬化型接着剤に紫外線ライトをあてて硬化させて接着。建築の現場にも使われる強い接着力を持つ樹脂です。この樹脂は1980年代に開発され、高い平面性のある表面を持つ素材同士のUV接着が可能になりました。ガラス同士のUV接着は主に1950年代にイギリスにて量産できるようになった完全な平面性を持つフロートガラスによって普及しました。

ガラスは紀元前3000年前から存在している素材です。20世紀に開発された現代の材料を選んだのは、現代の材料からできる新しい表現に興味があったからです。そんな背景から生まれてきたガラスアクセサリーです。

Creator

木村由実子(Yumiko KIMURA)
ファッション、彫刻、プロダクトデザインを日本とイタリアにて学ぶ。ガラスの透明な輝きに魅了され、パリに移住 。ヨーロッパ現代ガラスアートに刺激を受ける中、パリにてジェオメトリックアートと出会い、作風を決定付ける。UV接着にて立体を作成し、ジェオメトリックなガラスオブジェを手がける作家としてパリにて制作活動。

2018年、自ら手がける板ガラスによる幾何学的形態の美しさと楽しさをより多くの方々と共有するためにガラス アクセサリー ブランドuMivers (ユミヴェール)をスタート。